戦中・戦後の子どもの視点からのオーラルヒストリー 山里栄昭氏
8.子どもの楽しみ (2)豊年祭
- 山里先生
- で、豊年祭は、これはもう子どもにとって、とっても楽しみの一つでした。特にまあ綱引きはですね、上の部落と下の部落、大浜集落で言うと上と下の部落の綱引きがありまして、えー、まあ、上が勝つとうんと豊作になるとか、下が勝つとどうのという、何かそういうのがありまして、えー、綱引きは非常に楽しみの一つでした。
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それから、綱引きの、豊年祭に、まあつ、つながる行事なのだったのか、お盆なのか、そこはちょっと覚えないんですけれども、それぞれですね、あの、お宮、お宮、お宮さんやったか、オンっちゅうのがあるんですけど、これは何ちゅうか、たくさんあるんです。それぞれのね。
- で、そこに泊まり込みで、何か行くようなものがあって、私も小さいときにおやじに連れられて、えー、泊まり込みで、何かそこの、まあオンというんですけれども、そこで過ごした記憶があります。
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たぶんいまも、そういったの続いているかどうかは分からないですけども、そういう宗教的な何かは、まだあります。まあそういうのは、まあ子どものころ、とても興味があって、また楽しい思い出になるようなものでした。
行事といえば、だいたいこの三つが一番大きな行事だったと思いますね。
- 稲福先生
- あの、正月というのは新でしょうか、旧でしょうか。
- 山里先生
- 新です。
- 稲福先生
- 新で。
- 山里先生
- はい、はい。新です。八重山はみんな新です。
- 稲福先生
- お盆、お盆、お盆のほうは。
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