デジタルアーカイブ飛騨おぅらい
飛騨の歴史

8.飛騨の歴史
(4)梅村騒動 明治時代

梅村騒動は1869(明治2年)、高山町内の火事を発端に飛騨一帯に広がった激しい打ちこわしである。
明治になり、飛騨が飛騨県(高山県)となると、県知事として梅村速水(うめむらはやみ)が入国した。 梅村知事は新政府の方針のもと改革を進めたが、この政策に不満を持った民衆は、梅村知事の留守を機に蜂起。騒動を知った梅村知事は、鎮圧のため高山へ帰ろうとするが民衆に阻止され、負傷するも苗木県(現中津川市)に逃れた。
知事に就任して1年足らずで暴動が起き、罷免、江戸で投獄の身となった梅村は翌年獄中にて病死した。

太政官日誌 太政官日誌 飛騨護国神社
梅村速水遺愛碑
 
飛騨護国神社
梅村速水遺愛碑
 
「デジタルアーカイブ飛騨おぅらい」は、学校教育利用を目的としたデータを使用しています。
利用の際は、文化庁で示されている「学校教育での自由利用」を守って利用してください。
Copyright(C) 2011 Gifu Women's University. All rights reserved.

※資料随時追加予定