デジタルアーカイブ飛騨おぅらい
飛騨の歴史

8.飛騨の歴史
(3)大原騒動 江戸時代

大原騒動は、江戸時代、1771年(明和8年)から1788年(天明8年) の18年にわたって飛騨で起こった百姓一揆。
飛騨代官の大原彦四郎は、幕命により管材の元伐(もとぎり)の中止、検地の強行、年貢の増徴を行った。それに反発した農民は、直訴(じきそ)や駕籠訴(かごそ)などをするも聞き入れられず、打ち壊しに走るなど次第に行動が激化していく。
騒動を鎮圧させるため大原代官は隣国に出兵を要請し、武力を行使した。結果、多くの者が処罰されたが、徒党強訴に参加せず賞された者もあった。
大原彦四郎は、増石した功績で郡代に昇格するも、妻は自害、翌々年には本人も急病で死去した。
その後、彦四郎の子 亀五郎が郡代に補任するも、政治不正により流罪となった。直訴した農民らは、軽い罪で許されたという。

大原騒動片野村義民碑 大原騒動片野村義民碑 丹生川村犠牲者 碑
義民平兵衛の碑 義人庄次郎の碑 桜山八幡宮
大原代官寄進の燈籠
桜山八幡宮
大原代官寄進の燈籠
案内板
飛騨一宮水無神社
大原騒動一宮大集会之碑
飛騨一宮水無神社
大原騒動一宮大集会之碑
飛騨一宮水無神社
絵馬殿
飛騨一宮水無神社
絵馬殿 案内板
飛騨一宮水無神社
大原騒動ゆかりの拗の木
飛騨一宮水無神社
大原騒動ゆかりの拗の木
案内板
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