戦中・戦後の子どもの視点からのオーラルヒストリー(仲本實氏)
6.4月1日米軍上陸
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戦中・戦後の子どもの視点からのオーラルヒストリー 仲本實氏
6.4月1日米軍上陸 (5)米軍との出会い
- 仲本先生
- そうしたら捕まえて、首を捕まえて、もう一人、もうひと、1羽を捕まえて、こうしてぐるぐるぐると回してこうしたらね、ぽんと切れて飛んでいくんですね。まあ、こんな殺し方もあるんだということでね、あの、珍しかったんですけれども。まあ、そうして担いでいきよったですが。
- まあ、こんなことで、とにかくアメリカ兵というのはすごく親切だなと。と、警戒心も緩んでって、もう壕の中に隠れないわけです。いつもその避難小屋にいたんです。
- そしたら、ところがね、ある日聞いたら、どっかその同じ、その村の中で、あちこちの山に隠れてるわけですが、そこの中のどこかの団体が、あの、1カ所だけ連れていかれたと。いなくなったと。おそらく収容所かどっかに連れていかれたんだろうということになったんですね。それで、だんだん私たちも警戒するようになりました。
- そして、ちょうど年ごろがいい年ごろでですね。体は小さいし、年もそう、あの、とってないし、まあ一番いいくらいだろうということと、私と、そのいとこの兄。いとこの兄は、ほんとは僕より5歳年上なんですよ。
- 友達はみんな、あの、防衛隊だとかね、あの、護郷だい、隊だとか、その、行ってるんですが、この人はあんまりこ、あの、小さいために行けなかったんです。それで僕と一緒に暮らしていたんです。僕たちと一緒に暮らしていたんですが。
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