沖縄修学旅行おぅらいデジタル・アーカイブ
沖縄の伝統文化

沖縄の獅子舞−浦添市勢理客の獅子舞を中心に− 宮里祐光氏

3.全島獅子舞フェスティバル


沖縄の獅子舞−浦添市勢理客の獅子舞を中心に−
宮里祐光氏

3.全島獅子舞フェスティバル
(7)1719年“毬舞”再現会

1719年というのは、玉城朝薫が初めて組踊を上演した年でもあります。冊封使を歓待する宴が、例えば国王招待の七度の大宴(七宴)がありました。この中の「中秋の宴」で演じられた演目に「毬舞」があす。
その絵が『中山傳信録』という本の1ページにあります。『中山傳信録』は、冊封使の副使である徐葆光が著したもので、現在でもこの本は訳されているので、われわれも手にすることができます。
その挿絵を見て、琉球舞踊「かなの会」の会主である高嶺久枝さんや津波古獅子舞と志多伯獅子舞の皆さんで創作したのです。
この2頭の獅子と二人のワクヤーが玉で遊ぶ。ワクヤーが投げた玉を獅子が口でくわえます。
客席に下りてきて、ワクヤーが獅子の背中に乗るというのにはびっくりしました。
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