沖縄の伝統文化を学ぶ 大城學氏

５．伝統芸能の学習１（伊江島の事例）

沖縄の伝統文化を学ぶ
大城學氏

５．伝統芸能の学習１（伊江島の事例）
（５）体験活動の意図と効果

体験活動の意図と効果でございますけれども、まず一つ目は専門家から学ぼうということです。伊江島の村踊ということで、これは平成19年6月14日に視聴覚室でやっているのですけれども、村踊に詳しい方からお話を聞くことをしたわけですね。そして、これから取り組む伊江島の踊りについて、理解を深めるということをやりました。

これは先ほど申しましたように、社会教育主事がゲストティーチャーとして、子どもたちに伊江島の芸能の話をしているわけでございます。実は、これは「伊江島の村踊」というタイトルで、国指定の重要無形民俗文化財になっているわけですね。なぜ伊江島の村踊が国の文化財に指定されたかというところまで含めて、お話をしております。

その効果が、国の重要無形民俗文化財「伊江島の村踊」について、その歴史や芸能の特長を知ることができたというところに結び付いていくことになるわけですね。

ですから、あなたたちのお父さんたちが踊っている芸能というのが、実は国の文化財ですよ。将来はあなたたちも、ぜひその伝統を絶やさないで、伊江島の芸能を継承してくれということまで申し上げたようですね。そのようなことをやっております。

【参考資料】