[1] 太鼓打ち
太鼓打ちには、大太鼓・パーランクー・締め太鼓の3種類がある。
大太鼓

エイサーの一団の先頭に立ち、力強く叩かれる太鼓である。
一本の木をくり抜くのではなく、薄い板をはぎ、胴を作っている。
大太鼓、
締太鼓、パーランクーをともに使うことで、エイサーの太鼓の音に一体感が生まれる。この中で大太鼓は太鼓の音にメリハリをつける役割を果たす。
パーランクー

パーランクーは、皮1枚の片面貼りになっており、エイサーの太鼓の中ではもっとも小さく、軽量である。
軽快で乾いた音が特徴で「パランという音がする鼓」というのがその名の由来である。
締め太鼓

締め太鼓は中型の太鼓でエイサーの主流となる。
胴の部分を皮2枚で挟み、それを縄で締めつけている。
片手で持ち太鼓の重さで反動をつけて、手足を大きく動かしながら使用する。