戦中・戦後の子どもの視点からのオーラルヒストリー(仲本實氏)
14.家族が一緒に暮らせるようになる
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戦中・戦後の子どもの視点からのオーラルヒストリー 仲本實氏
14.家族が一緒に暮らせるようになる (2)父の消息を探す
- 仲本先生
- そうすると、その桟がありましてね。その桟でネズミが歩くんですよ。そうすると、このテントからね、これ、ネズミが歩いてるのが分かるわけ。うん。こうしてね。そら食料だといって、こうやって捕まえて。そして、頭の近辺をこうつぶして、落とすと、結局、床に落ち、床下に落ちるわけですね。また、あの、床下に入って、これを取ってくるんですが、これがまた食事になるわけです。ネズミはそういうふうにして、たくさん食べました。
- それから、セミ、メジロとかね。もうとにかく、ありとあらゆるもんですね。バッタとかも、食べられるのはすべて食べました。焼いて。ええ。その中でもやっぱり、ネズミはいいごちそうでしたね。ええ。
- それと、うちでね、ウサギを養っておったんです。ウサギはもう一番、あの、肉類を供給するのは上等ですね。要するに、毎月生むんですよ。子どもを、毎月。ですからこれを、特に弟がこれを、ウサギを飼って、私はニワトリを飼って、で、そういったものをつぶして食べたりしていましたが。
- それから、弟はブタも飼ってましたね。300斤といいますからね、相当大きなブタですね。300斤というと何キロになりますかな。200キロぐらいになりますかな。300斤のブタを大きくして、それを売って、売ったこともあります。まあ、そんなことで、山田で暮らしていました。
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