戦中・戦後の子どもの視点からのオーラルヒストリー(仲本實氏)
14.家族が一緒に暮らせるようになる
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戦中・戦後の子どもの視点からのオーラルヒストリー 仲本實氏
14.家族が一緒に暮らせるようになる (4)山田小学校開校 山田小学校創立百周年誌を見ると
- 仲本先生
- 山田小学校は、結局われわれが山田に移動していったときに、すぐ始めようという、先生がおりましてね。そこで、あれを見たんですが、山田小学校のね、創立100周年記念誌を見たんですが、まあ、そこにすると、9月1日から学校を始めていますね。8月になって、山田に移動が認められたんですが、9月1日はすぐ学校を始めてるんです。
- で、その当時ですね、古い校舎が、要するに戦前の校舎が一つ残っておって、それをみんな、床も全部とっ、取っ払ってですね、モータープールにしてあったんですよ。米軍が。そのモータープールにしてるのを、そのまま。それから、かやぶき校舎をつくって、村の人たちが出てかやぶき校舎をつくって、やったんですが、それが学校の始まりでした。
- 机、腰掛けも全部自分たちで。そして、いまみたいにこの一人掛けじゃなくして、ベンチみたいな、二人掛ける用のがつくりやすかったんで、男の先生も女の先生もみんな一緒に、それから生徒も一緒になってつくって。下級生からこうしてね、だんだんそろえていったんですよ。これが山田小学校のあれですね。
- そして、そのときに私、何年になっておったかというと、6年生ですよね。要するに、石川でうそついていますから、6年生。そしてね、22年ですか。22年の3月に卒業するわけですが、私は卒業しないんですよ。3月の26日に卒業生、1回目の卒業式をしてるんですが、私は6年生におったんですね。6年生の。
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