戦中・戦後の子どもの視点からのオーラルヒストリー（仲本實氏）

２．戦争近づく

戦中・戦後の子どもの視点からのオーラルヒストリー
仲本實氏

２．戦争近づく
（１）泊小学校に転校（４年生）

仲本先生

そして、ここがよく、あの、浴びたところですね。まず、この、だいたい子どもたちは、こっから始めるんですよ。この中間ぐらいから。飛ぶのは。それで飛べたら、今度は、逆飛び込みをするわけですね。

それから１段上がってって、ここ。ここ行って、こっから飛ぶ。と、それができたらまた逆飛び。それから、もっとできるようになったら、ずっとあの、とんがったのがあるんですよ。こう、欄干のね。そこの上に乗って、そっから飛ぶんですよ。

で、私は、あの、飛ぶのはこの辺からできたんですが、逆飛び込みはこっからできなくて、こっから、よく逆飛び込みをしておったんですが。えー、当時は非常に深くて、あの、そんなに泥、あの、下に足が着いたりすることはなかったんですが、こういうにして、この写真みたいな、こう、非常に干潮の場合と、場合にはね、やっぱり着く場合があるんですよ。

私の友達が、そ、こっちから逆飛び込みをしましたらね、あの、額に刺さったんです。あの、竹が。たた、刺さってね、けがをしまして、そのけがが治ったらね、あの、カタカナのメの字に似ていたんです。メ。

そしてこの、この人のあだ名を「メ太郎」といったんですが。ええ。まあ、そんなことがあったりして、ここは非常にあの、楽しいところでもありました。

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【参考資料】