2.学校の様子
当時の学校というのは、写真にありますように、みんなテント張りなんですね。これに3-40名入っていた。ですから、外に溢れている子もいたわけですね。それから次、これが青空教室ですね。青空教室でも私からすると、とても羨ましいですね。
というのは、机、腰掛けがあります。2人掛けに3人座っているところもありますけどね。これは、馬小屋校舎と呼ばれた、これは蓋(窓)がないから、雨が降ったらそのまま打ち込んでいきますね。
これ(写真:城前小学校)は、一応(窓が)ありますね。これが暑いんですね。そして、中に区切りがありますんで、、区切りはテントでやっておったんですね。あとはススキ。ススキを束ねてやっているんで、私は良くこうやって開けて、隣の教室を覗いておったんですが。こんなところで勉強しておりました。
この頃の机、腰掛けは埋め込み、要するに(地面に)棒を立てて、その上に板を敷いて釘を打ち付ける。腰掛もそう。2人掛けのものがこの中にはあるんですね。教室はそういったところでした。
それから、よく隣の授業がみんな聞こえるんです。開けると。先生たちは開けてみる人がいても構わず話をしていました。