沖縄エイサーの歴史と沖縄の文化 宜保榮治郎氏
3.袋中上人の布教活動
- 聞き手1
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先ほどおっしゃいました商業高校(裏側)の桂林寺、私もあそこへ行きまして、なかなか、先生、わからないんですよ、あそこね、中へ入り組んでいるもんですから。
- 宜保先生
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端っこの方、もうちょっと中の方ですね。
- 聞き手1
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見つけるのにちょっと難儀しましたけれども、あそこを見まして、これは確かに先生がおっしゃっておるあれ(場面)と一致するなあということで。あれは、どなたかがずうっと守りしておられるわけでしょうか。
- 宜保先生
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久米あたりの人たちが、久米町といって華僑のまちがありまして、ここの人たちが割合ある程度管理しているわけでしょうね。
- 聞き手1
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ああ、華僑の方たちがですか。
- 宜保先生
- 華僑ですね。華僑で、今から5~600年ぐらい前に沖縄に移住した人たちで、本人たちは華僑とも何とも言わずに、もう中国語も全然しゃべれないで、沖縄の人になっているわけですけれども、しかし、はっきりと自分たちは福建省から来て、福建省にも自分たちの同族がいるということははっきりしていますからね。その人たちが割合あそこを管理しているんじゃないですかね。
- 聞き手1
- そうしますと、あそこが一つの起点になってきて、一時的にはお広げになったという形になるわけですね。もう一つ、こちらの方にお寺さんがありますね。
- 宜保先生
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袋中寺。
- 聞き手1
- はい、あそこへもお邪魔したんですけれども、あそこはどういう関係でしょうかね。
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