沖縄の獅子舞-浦添市勢理客の獅子舞を中心に- 宮里祐光氏
1.沖縄の獅子 (2)村獅子
- 各村々の入口にも獅子があるのです。村獅子と呼ばれています。
- いま沖縄で一番古い、そして沖縄で一番大きいだろうといわれている石造りの村獅子が、東風平(こちんだ)の富盛(ともり)という部落の獅子です。
- 火除け(火返し)として、尚真王21年(1689年)に設置されたもので、フィーザン(火山)といわれる八重瀬岳に向かっています。この獅子が設置される前は、富盛村では火災が多く、村の人たちは困っていたそうです。そこでこの獅子を置いたところ火災も起こらなくなったと伝えられています。
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