沖縄修学旅行おぅらいデジタル・アーカイブ


◇ 「沖縄修学旅行おぅらい」について

[2] 岐阜女子大学の沖縄デジタル・アーカイブ

岐阜女子大学では全国的な資料を基に、文部科学省から、大学、大学院、社会人に対する特色ある教育(GP ; 優れた大学教育改革の取り組み)として、次のように選定され、大学生、大学院生、社会人のデジタル・アーカイブの教育を進め、千数百名のデジタル・アーキビスト関連の資格者を育成してきました。これらの有資格者の方々は、現在、大学、企業、図書館(司書)、博物館(学芸員)、小中高等学校などで、専門家として活躍されています。

【文部科学省のGP選定】
平成20〜22年度 [大学院] 組織的な大学院教育改革推進プログラム
実践力のある上級デジタル・アーキビスト育成
平成19〜21年度 [社会人]社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム
社会人のためのデジタル・アーキビスト教育プログラム
平成16〜18年度 [大学]現代的教育ニーズ取組支援プログラム
デジタル・アーキビストの養成―文化情報の創造、保護・管理、流通利用を支援する―
※GPとは「Good Practice」の略で、国公私立大学の中から、文部科学省によって選定された「優れた大学教育改革の取り組み」のことを指します。

一方、世界的なデジタル・アーカイブの課題として、デジタル・アーカイブの作成、次世代への伝承、利用ができる人材育成などがあげられ、デジタル・アーキビスト資格の認定が必要とされ、元文化庁長官佐々木正峰氏、元国立教育研究所所長菱村幸彦氏、新潟大学副学長生田孝至氏などの方々のご支援で、特定非営利活動法人日本デジタル・アーキビスト資格認定機構が設置され、一定の水準をもつ人材が2006年から始まりだしました。

情報処理から、デジタル(電子)書籍、デジタルテキスト(教科書)など、21世紀の新しい文化の時代に対応できる人材の育成が始まりだしました。
これらの教育研究の発展のプロセスの中で、岐阜女子大学沖縄サテライト校(大学・大学院)を中心に多くの沖縄の人々に協力を得て、琉球の歴史・文化、沖縄の現状等のデジタル・アーカイブ(各種素材)の構成を進めています。

これらの沖縄の資料について、岐阜女子大学が開講している高等学校教員のための大学院(専修)免許法認定公開講座を受講されている先生方から、沖縄修学旅行の資料として提供の要請がありました。
そこで今回、少しでもお役に立てるような、修学旅行の参考資料として「沖縄修学旅行おぅらい」の提供を始めることにいたしました。

岐阜女子大学   
学長 後藤忠彦

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