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ベルサイユ体制と欧米諸国
パリ講和会議
・1919年にパリで講和会議を開催。
・会議の精神(原則)→
ウィルソン大統領の
14カ条の原則
・他の民族から支配を受けずに、自ら統治
する権利
(
民族自決
)の考え
→東欧に多数の国が誕生
・ドイツとベルサイユ条約を締結(右図→)
・国際関係は集団的議決機関でとりきめる
ため
国際連盟を結成
。
※この会議で成立した戦後の国際
秩序を
ベルサイユ体制
という
。
ベルサイユ体制の欠陥
�@ドイツに対して領土・軍備の縮小や莫大
な賠償金を要求。
�Aオーストラリア=ハンガリー帝国の解体
→多くの小国家の誕生する。しかし大国
の利害関係があり、政情は不安定。
�B国際連盟にアメリカ・ドイツ・ソ連の
三国が不参加。
�C民族自決の原則はヨーロッパ大陸以外
には適用されない。