戦中・戦後の子どもの視点からのオーラルヒストリー（仲本實氏）

８．山中での暮らし

戦中・戦後の子どもの視点からのオーラルヒストリー
仲本實氏

８．山中での暮らし
（１）山に残った人々

仲本先生

それから、まあ、そうするとね、山の中でどれくらい、ああ、暮らしたかといいますとね、要するに、ヌンドゥンチ（祝女殿内）のその家のおばあちゃん、そして、そのいとこの兄貴、そして僕。それからね、ごく近い親せきのおじいちゃん。４名残ったんですね。

そしてから、あと一つの家族。その夫婦ですけれども、Ｋおじさん、Ｋおばさんが一緒になって、結局残ったんですね。６名ですか。

６名残って、結局、昼、昼は山奥に逃げるんですね。夜は帰ってきて避難小屋で暮らしてる。そういう暮らしになったんですが。

【参考資料】