エイサーデジタル・アーカイブ
エイサーについて

5.地域のエイサー
(4)南部 国場青年会

◇那覇市の位置

那覇市国場(こくば)青年会は、沖縄県南部にある那覇市国場で活動している。

◇踊り方や衣装の特徴

かつては旧7月15日、ウークイの晩に行なわれていた。
夕方、ムラヤーにエイサー好きの男女が集まり村を練り歩く。
使われる楽器は、三味線、鉦鼓、太鼓である。
構成は、地謡(歌三線)が4、5人、瓶を担ぐ人が二人、その他囃子など人数は多いほど良い。
衣装は、地謡はクバ笠、瓶担ぎはタオル等で隠す。
一行は村の東西に分かれ、両端から各家をまわっていった。各家庭で踊られる念仏歌は、一般家庭では「はなぐらん」、ミィサ(亡くなって一年未満)では「いちちぃぬ」の2種類に分かれる。
この2曲のどちらかを歌って祖先を供養した。念仏踊りには振り付けがない。
各家ともエイサーが帰った後にウークイをした。

◇画像一覧


「エイサーデジタル・アーカイブ」は、学校教育利用を目的としたデータを使用しています。
利用の際は、文化庁で示されている「学校教育での自由利用」を守って利用してください。
Copyright(C) 2011 Gifu Women's University. All rights reserved.

【参考資料】

国場青年会のエイサー