エイサーデジタル・アーカイブ
エイサーについて

5.地域のエイサー
(3)中部 平安名青年会

◇うるま市の位置



うるま市平安名(へんな)青年会は、沖縄県の中部にあるうるま市平安名で活動している。

18歳〜25歳、約60人程の地元の青年たちで構成されている。
旧暦のお盆が終わってから、十五夜の1週間前まで活動している。

◇衣装の特徴

伝統エイサーは、エイサーを沖縄に伝えた僧侶のスタイルを守り続けている。素朴さを感じさせる衣装が特徴的。

太鼓打ち

昔から代々伝わる僧侶のスタイル
下着として七分そでの白の上衣、白の下衣を着る。
その上から、紺地の着物を着て、黒い帯を締め、両そでを肩までまくり上げ手ぬぐいをたすきにして固定する。
頭には手サージ(白手の手ぬぐい)を被り、帯にも手ぬぐいを下げている。

手踊り

美しい女性の手踊り
紺地の絣を着て、黄色い帯を締め、両そでを肘上までまくり上げ手ぬぐいをたすきにして固定する。
頭には鉢巻を被る。
ゴム草履を履いて踊る。

◇踊りの特徴

円陣、二列、十字など、特徴的なエイサーの隊形である。

  人と人とのつながりを意味している。



二列  いつまでも交わらないことから、恒久平和を祈っている。



十字  安全を意味している。4人組を作りながら踊るのが見どころ。



独特のこっけい踊り

部落に合った歌に合わせて踊り、エイサーの青年たちを招きいれる。
踊りには、地域によって特徴がある。

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【参考資料】

平安名青年会のエイサー