セラテクノ土岐(土岐市立陶磁器試験場)

 ロビーホールには、陶磁器の原石である珪石(けいせき)やカオリンが展示され、実際にさわることもできました。

 もぐさ土も展示してありましたが、昨年の「美濃焼探検」の研究を思い出しました。

 荒川豊蔵さんが昭和5年に大萱(おおがや)牟田洞(むたぼら)で、桃山時代に志野などを焼いた窯を発見し、昭和8年からここに移り住んで陶器づくりを始めました。この地には、もぐさ土がとれたからこそ、黄瀬戸・志野などの美濃桃山陶(みのももやまとう)を荒川豊蔵さんが復活させることができたすごい土でした。