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物質は、成分元素に炭素を含まない無機物と、炭素を含む有機物に大別できる。19世紀の初めごろまで、生物体を構成する物質や、生物がつくりだす物質は、人工的に合成できず、生命力によってのみつくられると信じられこれを有機物とよんで無機物と区別していた。今日では、いくつかの例外をのぞけば、炭素を含む化合物を有機化合物とよんでいる。身のまわりに見られるショ糖、ナイロンやポリエチレンなどの可燃性物質には、有機化合物が多い。 有機化合物を構成する元素の種類は少ないが、有機化合物の種類は約100万種といわれるくらいに多い。一方、無機物を構成する元素はすべての元素にわたっている。 |
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<無機物と有機物> | ||||||||||
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