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反対向きの性質をもった数量を表すための数を考えて,数の範囲を広げよう。 「0より5大きい」数5を +5 「0より5小さい」数を -5 と表すことができる。 Q1 +3は0よりどれだけ大きい数ですか。また,-2.5は0よりどれだけ小さい数ですか。(解答) 数の範囲をひろげて0より小さい数も考えるとき,0より大きい数を正の数,0より小さい数を負(ふ)の数といいます。 +を正の符号(ふごう),-を負の符号といいます。 0は,正の数でも負の数でもない数です。 Q2 次の数を,正の符号,負の符号を使って表しなさい。(解答) (1) 0より2大きい数 (2)0より2小さい数 (3)0より1.5大きい数 (4)0より小さい数 数といえば,これまでは正の数か0でしたが,これからは,正の数,0,負の数のすべてをさすことにします。したがって,整数というときには,正の整数,0,負の整数をさします。 正の整数を,自然数ともいいます。 正の数,負の数を数直線上の点で表そう。 1.数直線上で,+3と-3を表す点の取り方を考えましょう。 図の数直線上の赤い点をドラッグすると数直線上の値が表示されます。
Q3 次の数直線上の点A,B,C,Dが表す点を表示しなさい。
Q4 数直線上に,+2-4.5,+,-3を表す点を示しなさい。 (解答) 数直線上で,0に対応する点Oを原点(げんてん),原点から+1に対応する点への向きを正の向き,これと反対の向きを負の向きといいます。
約束:数直線では,ふつう左から右への向きを正の向きとします。 |