加法と減法の混じった式の計算

(+5)-(+2)+(-9)-(-4)を計算してみよう。

(+5)-(+2)+(-9)-(-4) ↓加法だけの式に直す
=(+5)+(-2)+(-9)+(+4) ↓加法の交換法則
=(+5)+(-2)+(+4)+(-9) ↓加法の交換法則
=(+5)+(+4)+(-2)+(-9) ↓加法の結合法則
={(+5)+(+4)}+{(-2)+(-9)}
=(+9)+(-11)
=-2

 減法は加法に直すことができるので,加法,減法の混じった式の計算は,加法だけの式になおして計算することができる。

Q1次の式を加法だけの式になおして計算しなさい。(解答

(1) (+3)-(-9)-(+7) (2) (-5)-(+4)+(-8)-(-6)

加法だけの式,たとえば,

(+5)+(-2)+(-9)+(+4)
で,+5,-2,-9,+4をこの式の項(こう)という。

+5,+4を正の項
-2,-9を負の項という。

Q2+3,-4,-6,+2をそれぞれ項とする式を,加法の記号を使って表しなさい。また,その式を計算しなさい。(解答

Q3 次の式を加法だけの式で表し,正の項,負の項を言いなさい。(解答

(1) (-1)+(+6)-(-3) (2) (+8)-(-7)-(+2)+(-6)

Q4 Q3を計算しなさい。(解答

Q5次の計算をしなさい。(解答

(1) (+5)-(-8)-(-2) (2) (-1)+(-10)-(+4)-(-9)
(3) (-1.2)-(-1.8)+(+3.2) (4)

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