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マッピング高山
秋の高山祭り05

境内に駐台する神楽台と神馬台#007


分類: 文化・芸術 地域: 市街地


市街地


安川通り以北地区。
京都の祇園祭りや秩父祭りと並んで日本の三大美祭の一つに数えられている秋の高山祭りは桜山八幡宮の祭礼で、安川通り以北の宮川から東側地区が氏子である。祭礼は毎年10月9日と10日の二日間斎行され、国の重要有形民族文化財に指定されている絢爛豪華な11代の祭り屋台の曳き揃えや大名行列を思わせる御神幸行列が氏子内を巡回し、三十万人の人出で賑わう祭りである。
境内に駐台する神楽台と神馬台
祭礼二日間、各屋台は八幡宮の表参道に曳き揃えられて駐台するが、昔から神楽台とカラクリ人形を奉納する布袋台と籤で決められる1台が境内に駐台する習わしとなっている。神楽台は上段に大太鼓を載せ、烏帽子垂衣をまとった囃子方の奏でる大太神楽に合わせて獅子舞いを奉納することから、屋台曳行時には常に先頭に立ち、駐台中は境内とされ、カラクリ人形は神に奉納する神賦行事であることから布袋台も境内に駐台するわけである。今回これら2台の屋台に付き添う神馬台は上段に神馬と白丁人形を載せ、中段幕に般若面の刺繍をもつ屋台で、江戸時代末期には「暴れ神馬」として他の屋台組みから恐れられる威勢の良い屋台であった。
 
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