マッピング河合
河合村のきんま(木馬)▼02
木馬(きんま)を運ぶ時の様子

分類: 生活 地域: 羽根 時代: 昭和
羽根
山奥から材木を木馬に積み、木馬道に埋めてある枕木に菜種油を塗りながら引きおりた。急な坂道の時は、取り付けてあるワイヤーを梶棒に巻き、そのワイヤーをゆるめながらそろそろと下った。平らのところでは、一度止まると焼き付いて仲々動かなかった。全て一人の力で操った。雪のある時は、手橇を使い、雪のない時は木馬で材木を運び出したが、木馬道は道の方向に直角に土を掘り、丸太を半分位埋めて作られた。からになった木馬には、鉄かすがいを40~50丁位つけ、梶棒を加えると60kg位の重さになった。それを写真のようにかつぎ木馬道を登った。
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