マッピング河合

河合村むらびとの郵便貯金通帳

角川

昭和15年は、日本の敵国（中華民国）を米英が支援し援将ルートをビルマ（現ミャンマー）に設けたり、米国は日本に屑鉄を輸出しなくなるなど、太平洋戦争勃発の前兆が感じられる時代で、盛んに国防貯蓄が叫ばれた時期である。当時の河合村民のほとんどは、毎月きちんときまった現金を手にできる人は少なかった。
それでも、爪に灯をとぼすような生活をしながらも、皆が少しでも「お国の為」にと貯蓄に励んだ。
　

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