社会人のためのデジタル・アーキビスト教育プログラム
7月11日、12日に開催されました前期クラス(7)情報記録検索演習の授業の様子をお伝えします。
デジタル・アーカイブの工程では、データ収集の次に行うことになる、デジタル化したデータの取り扱いと、データベースシステムを利用したデジタルデータの管理についてパソコンでの実習を中心にした講座です。 前半は、デジタル・アーカイブのためのデジタル化したデータの取り扱い方法としてファイル名つけ方やデータ圧縮、文化情報収集データベースを使った実習などを行っていただきました。 |
![]() 林 知代先生(岐阜女子大学) |
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![]() 橋詰 惠雄先生(岐阜女子大学) |
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後半は、MS-ACCESSを用いてデジタル・アーカイブ用のデータベースの構築を行っていただきました。 社会人の受講者の方は、普は段あまりパソコンを使われない職業の方、MACをお使いの方、ものすごくスキルの高い方など、パソコンに対するそれぞれの方のリテラシーに幅がありますが、お互いに助けあって進めていただけるので、とても助かります。みなさんご協力ありがとうございました。 |
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第1章
情報記録検索演習で学ぶこと
第2章
マルチメディアデータの管理
1.データの分散保管
2.ファイル名を利用したデータ管理
3.静止画ファイルの変換演習
第3章
マルチメディアデータベースを使った情報記録
1.マルチメディアデータベースとは
2.「文化資料収集データベース」データ登録
3.「文化資料収集データベース」登録データの活用
第4章
データベースソフトAccessを活用した記録検索
1.Accessの起動と終了
2.「分類」テーブルの定義とデータ入力
3.「文化情報」テーブルの定義
4.「入力フォーム」の作成
5.「文化情報」フォームでのデータ入力
6.「レポート」の作成
7.データの検索
資料1:
位置情報(緯度、経度、カメラの向き等)に着目した地域文化資料の記録
資料2:
文化資料収集データベースVer 2.2アプリケーションマニュアル
資料3:
地域文化資料のカテゴリーとキーワード