太鼓の基礎知識
岐阜総合学園太鼓部について
  我が岐阜総合学園太鼓部は、岐阜県代表として全国大会に連続出場し、13年度は福岡県大会が決定しより活動が本格化している所です。又H12年8月には、岐阜で開催された全国総合体育大会開会式やその他、岐阜県を代表したイベントの参加など、活躍の場はどんどん広がっており、各方面に知られるところとなってきています。
 「聴く人に感動を与える太鼓」を目標に又地域の人達とのふれあいを大切にしながら練習に励んでいます。
 文科系部活ではありますが、筋トレをはじめ、「和」をもって活動するなど、体育的な要素もあると思います。汗をかき、共に協調する喜びをあじわいませんか。
(岐阜総合学園太鼓部)
使用上の注意
  1. 太鼓の皮に水等をかけると皮が痛んで破れやすくなります。万が一太鼓に水がついた場合は、乾いた布で拭き、乾かして下さい。(ゆるんだ皮を引き締める場合に、ぬれた布等で湿らす場合はかまいません。)
  2. 高温多湿な場所や、直射日光の当たる場所に長時間放置しないで下さい。
  3. 太鼓の皮はとても丈夫に出来ていますが、上に乗ったり、物をおいたりしないで下さい。また、太鼓の皮を下にして置かないでください。
  4. 太鼓の胴やフチも、叩く度に悪く、壊れやすくなっていきます。転がしたり引きずったりしずに、より長もちするよう管理を心掛けて下さい。
  5. 太鼓の音は時には人の迷惑になる時があります。太鼓を叩く時は、なるべく広く人の迷惑にならないところで活動して下さい。
太鼓の種類
(附締太鼓)
(長胴太鼓)
(桶胴太鼓)
(銅鑼)
(桶胴)
 岐阜総合学園太鼓部にある太鼓は、縁付の長胴太鼓(ながどうだいこ)を始め、ボルト締の附締太鼓(つけしめだいこ)、桶胴太鼓(おけどうだいこ)、その他には銅鑼(どら)、縁なしのひとまわり小さい長胴太鼓が数個あります。

 総合学園の太鼓は「天地太鼓」と名付けられ、多くの種類の太鼓を組み合わせることにより、複雑で多彩な曲に仕上がりますが、今回は附締太鼓、長胴太鼓、桶胴太鼓の3種類にしぼって学習していきましょう。

長銅太鼓(ながどうだいこ)

 太鼓の中でも一般的な太鼓で、総合学園にも最も多く使用されている。その種類も様々で、あらゆる場面で主となる。

 

附締太鼓(つけしめだいこ)

 最も小さな太鼓。ボルト締めと紐締めの2種類あり、岐阜総合ではボルト締めの座り台を主に使っている。

 主に曲のリズムに使い、強い高音を発する。そのため、正確なリズム感と繊細な打ち方が要求される。

桶銅太鼓(おけどうだいこ)

 大太鼓。締綱を締める事によって簡単に音圧の調整が出来る。、岐阜総合では裏と表の2人で力強く叩くが、曲を盛り上げるために長銅並みの「動き」が要求される。通常竹桴が多く用いられるが、迫力を出すため(仮/木の名称)の桴を使用している。

各部名称
桴の種類
 長胴桴其の壱(仮)

 岐阜総合太鼓部で最も多く使われている桴。大きさはそれ程大きくなく、初心者向けの桴。

 長胴桴其の二(仮)

 長胴桴の中でも一回り大きな桴。それゆえ少し扱いにくいが、その大きさを生かし華麗な動きをはっきり見せるのに適している。主に発表のときや、演奏に使う。

 附桴(仮)

 最も小さく軽い桴。細やかな動きと、正確なリズムを叩くのに適した桴。

 桶胴桴(仮)

 最も大きく重い桴。大太鼓専用で、鍛えられた腕力が必要になる。

 銅鑼桴(仮)

 銅鑼専用の桴。