太鼓の構え
桴の持ち方
長胴及び附桴の持ち方

 細い桴は、親指と人さし指で握り、残りの3本の指で軽く押さえます。あまり強く握りすぎず、音がのびるように軽くつまむように握るのがコツです。

桶胴桴の持ち方

 基本的に長胴桴と同じですが、桴が太いため、親指と人さし指は強く握るように持ちます。

構え方
長胴の構え方

 桴先が鼓面の中心にくる位置に立ち、腰を落とし背筋を伸ばす。足は左が前、右が後ろで足の位置を時計の針の10時25分を指す位置に置く。このとき左足を曲げ、右足を伸ばす。

 顔は真正面を向き、目線は前で太鼓を見ない。太鼓のリズムに合わせ身体を動かす。

附の構え方

 桴先が鼓面の中心にくる位置に自然に座り、背筋を伸ばし正面を見る。身体は動かさずに、手のみで叩く。

桶胴の構え方

 桴先が鼓面の中心にくる位置に立ち、腰を落とし背筋を伸ばす。桴先は肩より下に落ちないようにし、視線は鼓面の中心を見つめる。動きよりも力強く打つ事を目的にして、足に力を入れて踏ん張り、体全体を使って打つ。