正解
御神行 獅子舞や闘鶏楽(とうけいらく)、裃姿(かみしもすがた)の警固など、さまざまな時代装束に身をつつんだ総勢数百人の大行列が、氏子の町内をくまなく廻ります。
屋台曳き廻し 屋台4台が町を巡る屋台曳き廻しは、9日午後に一度だけ行なわれます。今年登場するのは、神楽台・鳳凰台・神馬台・豊明台の4台。神楽台・鳳凰台は毎年登場しますが、残りの2台は布袋台を除く8台の中から交代で登場します。動く陽明門と評される屋台ですが、その動きの美しさや、構造を支える工夫が見物できるチャンスです。
屋台のからくり奉納 9日・10日とも2回ずつ、八幡宮境内では布袋台によるからくりが奉納されます。布袋台のからくりは、2人の唐子が綾(ブランコ)を渡って布袋に飛び移る離れ業が見どころ。その裏には、8人の綱方たちによる息の合った綱さばきがあります。遠隔操作とは思えない高度な演技に、観衆からは感動の歓声と盛大な拍手が鳴りやみません
宵まつり 9日の夜には宵祭が行なわれます。それぞれ100個もの提灯を灯した屋台が屋台囃子を奏でながら、幻想的な灯火で暗闇の町を照らし出し、町を一巡。「高い山」という伝統の曳き別れの曲を唄いながら、各屋台蔵へと帰っていきます。昼間の勇壮・華麗な屋台も魅力的ですが、宵祭の屋台の美しさも高山祭に来たなら見逃せません。
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