反対向きの性質をもった数量

高い,低い 上がる,下がるなどのような反対の意味をもつことばをさがしてみよう。

反対の向きの性質をもった数量の表し方を考えよう。

1.東西の通じる道路上で,ある地点を基準の0kmと考えます。その地点から東へ3kmの地点を「+3km」と表すと西へ3kmの地点は「−3km」と表せます。

反対向きの性質をもった数量を使って+,−を使って数量を表してみよう。枠の中に反対の言葉を記入し変更をクリックすると言葉が変わります。真ん中の枠をクリックすると項目の基準も変わります。

[1]+2km,−4kmは,それぞれどの地点を表しますか。(解答)

2.次の表は,塔や建物の高さを表しています。

東京タワー エッフェル塔 エンパイアステートビル
333m 320m 380m

アの高さ333mを基準の0mとすると,イの高さは−13m,ウの高さは+47mと表せる。

[1]350mの高さを気球が飛んでいます。その高さを基準の0mとすると,それぞれの塔や建物の高さはどのように表せますか。(解答)

タワーの頂上と気球をドラッグするとそれぞれの高さが変わります。また,基準を変更することもできます。

Q1 ある時刻から2時間後の時刻と3時間前の時刻を+,−を使って表しなさい。それらは何を基準にしていますか。(解答)

3.東西に通じる道路上で,どちらへも進まないことを基準の0kmと考えます。東へ2km進むことを「+2km」と表すと,西へ2km進むことは,「−2km」と表せます。

数直線状で移動したい量だけドッラグするとその数値が表示されます。

[1]+3km,−4kmは,それぞれどういうことを表しますか。(解答)

Q2 次の各組の数量を+,−を使って表しなさい。それらは,それぞれどのようなことを基準にしていますか。(解答)

(1) エレベーターで5階上がることと,5階下りること

(2) 2000円の収入と1000円の支出

 反対向きの性質をもった数量は,ある基準を定め,その基準を0とし,一方の数量を+を使って表すと,他方の数量は−を使って表せます。

+,−を使った表し方

 階段を「7段下がる」ということは,+,−を使うと「+7段下がる」「−7段上がる」と表すことができます。次の数量はどんなことを表しているでしょうか。(解答)

ア −3時間後 イ 東へ−9km進む

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