高校生を対象として、デジタル・アーキビスト関連学習項目についての能力調査を行った。ただし今回は大学でのデジタル・アーキビストの養成の基礎として、教科「情報」関連の情報処理技術面や一部著作権等の知的財産権についての問題を50問出題した。 その結果、全体的な傾向としては、図のような得点分布であった。 その中の特徴としては、データ処理の基礎についての能力および、著作権等に問題点が見受けられた。 大学としては、これらを考慮して、今後、カリキュラムを構成する必要がある。(尚、調査人数はN=165名である。今後更に調査をつづける必要がある。)