このシステムについて

 

岐阜県地域マッピング集と「PopCorn」

■生涯学習支援ツール「PopCorn」
生涯学習支援ツール「PopCorn」は、映像、音声、テキストなどのマルチメディア素材を手軽にクリッピングし、さらには素材を新たな情報空間にマッピングして地域学習などに役立てていただくことを想定して開発したツールです。

■地域を素材化してみよう
風景や事物を映像素材にしてみたり、多くの既存の資料を集め調べてみると、誰もが自分の生まれ育った土地について意外に多くのことを知らないことに気づきます。このような地域情報をさまざまなマルチメディア素材にして地域素材データベースに入れると、その地域の情報は豊かになり、今まで知らなかった自分の地域についての理解をさらに深めることができます。皆で情報を共有する楽しみの輪も広がります。

■素材をマッピングして理解を深めよう
「PopCorn」を使うと、こうしたマルチメディア素材をハイパーテキストという情報空間にマッピングして、自分が提供した素材を、分類(カテゴリー)、地域、時代などのさまざまな関連性からもう一度捉え直してみることができます。素材を作った時には気づかなかったことが、その奥にさらに見えてきます。

■自動的にできるホームページ
「マッピング高山」「マッピング河合」「マッピング谷汲」は、岐阜県社会教育施設情報化・活性化推進事業モデル地域の一市二村の皆さんが制作した地域学習素材を一度データベースに格納し、さらにそのデータベースを「PopCorn」を使ってホームページという新たな形(インターネットに公開可能なハイパーテキスト空間)に自動的に編成し直したものです。

■ホームページ化の可能性
従来、表現媒体を変える時には、一度作った素材や編集形態を一度破棄して、新たに作り直す手間が必要でしたが、「PopCorn」を使うことで、データベースをそのまま活かしながら、いつでも望む時にホームページにして見ることができるようになりました。ホームページをCD-ROMで配付したり、インターネットに公開することで、さらに多くの人が地域素材を自分の学習に利用できるようになります。

■全国に広がる情報共有の可能性
岐阜県の一市二村の情報が、このように発信できるということは、岐阜県内の全ての市町村、さらには、全国のどこでも同じ方法でその地域の情報が発信できることを証明しています。岐阜県のモデル地域を出発点として、情報共有の輪を全県に、さらには全国に広めていくことができます。その広がりと共に、共有できる情報量、知識も広がっていきます。お互いの地域の違いについてもより詳しく学習することができるようになります。

■「PopCorn」情報の提供元
「PopCorn」は、次のホームページから誰でもダウンロードして使うことができます。「PopCorn」を皆さんが楽しんでお使いいただけるよう現在も開発、改善を進めています。詳しくお知りになりたい方は、「PopCorn」ホームページを御覧下さい。御意見・御感想も御寄せいただけると幸いです。

▼「PopCorn」ホームページのアドレス
http://www.informatics.tuad.ac.jp/mmy/popcorn/ja/

「PopCorn」の提供者  前川道博(東北芸術工科大学 )