8.その他の民族の独立と解放
ベトナム
1954 共産党のホーチミンがベトナム共和国の独立宣言をした
フランスは独立を認めず、インドシナ戦争を展開
1954 ディエンビフーの戦いでフランスは敗北
   ジュネーブで休戦協定が成立
北ベトナムと南ベトナムが成立→アメリカは南ベトナムを支持
  南ベトナムでは南ベトナム民族解放戦線が政府軍に抵抗
1965 ジョンソン大統領は武力介入をきめ、北ベトナムに爆撃→ベトナム戦争開始
ベトナム戦争
 今日アメリカ人の心の傷として残っている悲惨な戦争。フランス撤退後、アメリカは冷戦から
南ベトナムを支持してきた。ケネディー大統領が軍事顧問団を派遣して以来、状況は変わった。
 1965年トンキン湾事件でアメリカ船が攻撃されたことから、ジョンソン大統領は北ベトナム
への爆撃を決定した。しかし北ベトナムは、ソ連の支援を受け頑強に抵抗した。アメリカは泥沼に
はまってしまった。アメリカ国内では反戦運動が高まり、休戦の道をとるしかなかった。
中東(パレスチナ)
戦前から多数のユダヤ人が移住→アラブ人と衝突
1948 国連がパレスチナの分割(ユダヤ人地区とアラブ人地区)を決定
1949 イスラエル建国を宣言。アラブ人はこれを認めなかった
1949 第一次中東戦争・・・イスラエルは領土拡大
1956 第ニ次中東戦争・・・エジプトのナセル大統領がスエズ運河を国有化
1979 エジプト・イスラエル平和条約
1993 パレスチナ暫定自治協定