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マッピング河合 河合村応召兵持参の千人針02

青糸で結んだ千人針


分類: 地域の歴史 地域: 角川 時代: 昭和


角川


応召兵の家族が戦場へ赴くだろう息子に夫に、武運長久を願い、この千人針を所持させた。これは女の人が、心をこめて無事を願い一人一人が一個ずつの糸を結んで作られたが、虎どし・辰どしの女の人は、自分の年齢だけ糸を結ぶことが許された。これは虎・辰は十二支の中で最も強い動物と言う縁起によるものと思われる。この千人針は、青い糸で結ばれているが、赤糸で結ぶようになっていた。多分戦時下の物資不足で糸も切符制になっていて。赤糸がなく青糸を使ったと思われる。右側下に丸く光っているのは「9銭(苦戦)」を越えるという「まじない」の意味で縫いつけられている10銭玉である。
 
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