X縄文人の祈りと装い
土偶や石棒などは、縄文時代の人々のこころを知る手がかりになる遺物です。 土偶は女性を表し、壊された状態で出土することが多く、赤色の顔料が塗られた痕跡も見られます。土偶は、人々の祈りの対象物です。 石棒なども「まつり」や祈りの場で使用されたものだと考えられます。
「いにしえの美濃と飛騨」図録(財団法人 岐阜県文化財保護センター)より抜粋