はじめに

全国の大学に先駆け、岐阜女子大学は「上級デジタル・アーキビスト」、「デジタル・アーキビスト」、「準デジタル・アーキビスト」、「デジタル・アーカイブ コーディネータ」の育成を進めてきました。NPO法人日本アーカイブ協会が主催して、岐阜女子大学文化情報研究センターで開催されるそれらの講習会には、地元はもとより、全国から多数の受講者がこられ、資格を取得されていきます。

かねてより、社会教育の一環として、NPO法人日本アーカイブ協会がシニアパソコンスクールを開催してきましたが、単なるパソコン技術の向上を目指すだけでなく、デジタル・アーカイブコーディネータの力も付けてもらえるような内容にすることを提案してきました。この度、受講生が岐阜女子大学の学内に咲く花を撮影し、その時々の写真を絵葉書にしてきたものを一冊の書にまとめられました。 

自然に咲く草花は年月とともに変わり、これらを記録したことは、数年後、数十年後の岐阜女子大学の学生に、このような花が咲いていたかと感動を与えられる大切な資料になると思います。岐阜女子大学にとっても素晴らしい作品を作成されたと思います。さらに、印刷物に二次元コードをつけて、印刷物に掲載できなかった草花の状況なども、こちらのWebページでご覧いただけます。 

これを機会に、この手法を活用されて、他のテーマにも挑戦され、デジタル・アーカイブ コーディネータとしての腕を磨かれることを期待しますとともに、知人の皆様にもこの技術を広げていただき、デジタル・アーカイブ コーディネータの輪を広げていただけることを希望しています。

岐阜女子大学 学長 後藤忠彦