ハンガリーを代表する映画監督で国会議員のコーシャ・フェレンツさん。1937年東ハンガリーのニーレジュハ−ザに生まれました。1963年にブダペストの演劇・映画学院を卒業し、「バラージュ・ベーラ・スタジオ」のメンバーになりました。コーシャさんは、『一万の太陽』という映画で1967年カンヌ映画祭監督賞を受賞した映画監督であるとともに、ハンガリー革命を経験し、ベルリンの壁崩壊のきっかけとなった「ヨーロッパ・ピクニック計画」の指導者でもあります。コーシャさんは岐阜との関係も深く、「白川郷」と「正眼寺」を撮影したフィルムは未来会館で見られます。

コーシャ・フェレンツ監督代表作

1961年 「あるふだんの日に関するエチュード」
1962年 「光り」 「ある湖の歴史についてのノート」
1965年 「一万の太陽」(67年公開) カンヌ映画祭最優秀監督賞受賞
1967年 「自殺」 「12夜」
1970年 「審判」
1974年 「雪が降る」 
1976年 「使命」

参考文献
シネマテーク・ジャポネーズ 3 『一万の太陽』

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