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※平成28年2月24日付けで文部科学省より認可されました。 中学校教諭・高等学校教諭専修免許状取得のため学習の機会を提供することを目的としています。 ◆文部科学省大学院免許法認定講座(通信教育)
受講対象者 受講料について おことわり
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◆科目修得試験 @ 時間割
A 試験会場 岐阜女子大学サテライトキャンパス文化情報研究センター B 受験について
1.教育メディア特講U 学校における教育活動は、一定の目標のもと、順序立てられた指導・学習計画のもと進められる。本講義では、教育方法に関する理論と実践例に触れてもらうとともに、「生きる力」という学力観や、教育実践におけるICT活用、コミュニケーション分析の要点など、現在・将来の教育のあり方に関わる特徴的事項についても理解を深める。そのうえで、実際に授業デザインに取り組んでもらうことによって、生徒の実態と教育目標に即した教育課程・指導方法を、自ら探究・開発するとともに、常に改善していくことのできる力と姿勢を身につける。 2.教材開発研究W〜教材デジタルアーカイブ〜 中・高等学校でのCAI、CMI等の情報化の歴史的な発見を理解し、教材に関する情報のデジタル化教材と教育利用の検討を進め管理メタデータの教材・素材の情報源、学習環境、知的財産権、プライバシー、個人情報の取り扱いについて考察し、教材デジタルアーカイブの作成が可能になるように学習する。各教科のデジタルアーカイブを用いた教材化について、デジタルアーカイブの教育利用についての実践を理解する。3.教育方法研究W〜伝統文化〜 我が国の教育に関する基本的な姿勢は、教育基本法に示されている。この教育基本法は昭和22年に制定され、平成18年に改正された。そして、改正された教育基本法の中には、伝統と文化が新しい事項として明示されている。本講座では、新しく追加された伝統と文化の教育について、またその保存と継承について、次の3つの観点から考察する。@教育基本法、学習指導要領を踏まえた、教育における伝統文化の基本的な位置づけ、A文化の多様性と異文化理解教育、B地域における伝統文化の教材化の方法と中等教育への利用。あわせて各教科・科目での活用方法を修得する。 4.教育実践特講W 中等教育の教職にある者やその職についてさらに深く追究する者が教育者としての自覚と多様化する社会からの期待に応えるために、中・高等学校教育の教育現場が求める教育者として、教職の基礎及び教科等に関する専門的知識に基づく実践的指導力を身につけ、中等教育 教育者の専門職としての自覚とその教育を効果的に進めるための理論と実践力を修得する。特に近年課題となっている学力の定着と向上、ICT機器を活用した学びの方法なども追究し、その実践力の向上を図る。 5.教材開発特講W 教材及び学習指導方法の現状と課題を理解する。また、教材開発に必要な学習指導要領・指導目標・学習の状況、課題解決など学習活動の様態を理解し、そこで活用できる教材開発を実践的に行う。また、中・高等学校でのインターネット等、新しいメディアを活用した教材開発と教育方法の事例を学習し、それらの特徴を把握する。教材開発の改善に役立つ学習の評価方法について理解する。 6.学校経営特講W 今日の学校教育は、いじめや不登校、体罰といったこれまでにも指摘されてきた問題に加え、学力低下への懸念、保護者への対応、生徒の学習意欲の低下などさらなる問題への対応が求められており、学校・教師の資質や努力に頼るだけではその対応に限界がある。一方、改正教育基本法の教育理念の下に学校・地域社会・家庭が連携して生徒の「生きる力」を育むことが求められている。本講義では、これらの背景を踏まえ、地域社会に開かれた学校経営の在り方について、社会的・制度的・経営的な視点から検討する。 7.教育方法特講U-W 教育方法は発達に応じた柔軟な実践力によって展開される。それは教師の臨床的で実践的な固有の特徴と深く関わる。この視点から、特に中・高等学校での授業の設計、教材の開発、授業の方法、授業の技術、授業の評価・改善を教師の授業認知力をコアに、自分の授業から学び取ることについて研究し考察する。特に授業をよりよく改善するための授業分析の方法について追究し、その力を修得する。 8.教育課程特講W 我が国のカリキュラムの歴史的な変遷を読み解き、現在のカリキュラムの特徴や課題を明らかとする。特にカリキュラム開発時の課題を国際セミナー報告より歴史的変遷と日本でのカリキュラムの誕生・発展について紐解くとともに、木田宏教育資料よりカリキュラムや教科書制度の成立や問題点について考察し、その知識を修得する。日本におけるカリキュラムの成り立ち、特に中等教育におけるそれについて理解した上で、今後の中等教育におけるカリキュラムの立案をすることができる力を養成する。 |