戦中・戦後の子どもの視点からのオーラルヒストリー 仲本實氏
5.昭和20年地上戦始まる (1)敵機の飛来激しくなる
- 仲本先生
- まあ、そんなことがあってですね、十・十空襲終わった後から、まあ、飛行機がちょこちょこ来たんですが、うーん。あの、昭和20年になりますとね、あの、まず正月の日に警戒警報鳴ったんですね。
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警戒警報が鳴って、それからずっと警戒警報が何回か鳴ってですね。たしか私の記憶では、1月12月、12日ごろだったと思うんですが、グラマンが超低空で、私たちの村の上をびゅんと通り過ぎたんですが、何も攻撃なかったですね。
- それと、1月の22日にも同じようなことがあったんです。たくさんです、この飛行機は。で、どうしたのかなといって、あの、私たちは聞いてないんですが。ところが、後での話はですね、那覇が空襲にまたあったらしいんですね。あの、あったらしいんですが、私は全然これ、知りませんでした。
- そして、そのころはもう、兵隊はすべて山田の村から、島尻のほうに引っ越しております。
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