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那覇市立壺屋小学校で開催
岐阜女子大学 準デジタル・アーキビスト資格取得講座
 今回は、沖縄県教育委員会のご協力を得て開催いたしました。沖縄、鹿児島から35名の方々にご参加いただきました。皆さん大変熱心で、さらに「デジタル・アーキビスト」の資格も取得したいとの希望をいただきました。
講義内容
【講義】
 ●デジタル・アーカイブとデジタル・アーキビスト
 ●情報の発信と伝達
 ●情報の収集と整理
 ●情報の保存と管理
 ●準デジタル・アーキビスト資格認定試験説明
【実習】
 ●文化情報のデータベース・記録実習
 ●デジタル・アーカイブに必要な記録撮影の基礎

【準デジタル・アーキビスト資格認定試験】
特定非営利活動法人 日本デジタル・アーキビスト資格認定機構
 
開催の様子と講師の紹介


加藤真由美/NPO法人地域資料情報化コンソーシアム

後藤 忠彦/岐阜女子大学

佐藤 正明/岐阜女子大学

水嶋 英治/常磐大学

三宅 茜巳/岐阜女子大学

(五十音順/敬称略)

デジタル・アーカイブの活用に新しい多様な使い方の意見が出ました!!
Q.今後、デジタル・アーキビストの能力はどのようなことに活用できるとお考えですか。

所属・役職など
アンケート結果
司書
図書館資料(児童書)
学校では地域資料を活用した学習がすすめられている。地域資料は素材がたくさんあるが、有形化したものはほとんどなく、集積してさらに活用できるように取り組みたい。それらの豊富な素材を収集し、データベース化し、デジタルアーカイブを作り出すためにも学習したデジタル・アーキビストの能力を生かしたい。
司書
図書館業務
図書館資料の情報提供の根拠となる書誌作成におおいに活用できる

高等学校教員
学校図書館専任

学校で発行された広報資料その他のアーカイブ化。担当者が代わっても一貫性のある資料収集、整理が可能になると考える。利用者として必要なデータを的確に、短時間でみつけることができ、著作権等に配慮した利用ができるようになる
学芸員・美術工芸 ホームページでの情報発信。作品情報のデータベース化及び他館との連携による情報共有
司書、行政資料 映像資料が入ってきた際の資料の整理
学芸員、資料保存修復、民俗学 資料の収集時に行う資料の記録保存、さらには見学者や他の研究者向けに情報を公開するための技術
専業主婦 今後仕事につくためのスキルとして
高校教員(工業、情報) 今後の情報教育の教材の一つとして活用
社会教育主事
視聴覚ライブラリー、Webページ
文化的資料の保存。アーカイブ化だけでなく、行政の文書資料を保存。教育現場での行事の保存など一連の生徒、職員、保護者の動きを保存する。
司書業務全般 地域のデジタル・アーカイブの作成。地域の図書館、美術館、博物館などの資料データの共有化。伝統芸能などの保存、伝承のためのツール作成など
司書業務 司書にかぎらず、すべての文化、歴史、美術などに関する分野に改めて重要
司書、レファレンスサービス
大学付属図書館
貴重資料のメタデータ化、電子化、公開
公文書専門員(アーキビスト)
(閲覧、利用普及)
業務の指針を定めるにあたってその知識を参考としたい
博物館非常勤職員
古文書解読院、歴史学(近代沖縄史)
近代資料のデジタル化が可能と考える。それによりより多くの方々(市民、県民、他府県民、研究者)に資料の持つ文化的・歴史的情報を提供できる