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耐熱(たいねつ)セラミックス |
ダイオキシンを発生させないために |
ゴミの焼却炉(しょうきゃくろ)は、高温(800度以上)で焼かないと、有害なダイオキシンが発生します。 焼却炉は、耐火煉瓦(たいかれんが)で内側を囲んだ箱のようなものです。耐火煉瓦はセラミックスの1つですが、煉瓦の寿命がとても短く、取り替えるのにお金がかかります。 さらにゴミの中にはいろいろな物があって、とんでもないガスが発生したり、焼却炉の温度が上がりすぎて、耐熱煉瓦がたえられなくなってしまいます。 そこで、丈夫で長持ちする、高級な煉瓦があれば、ダイオキシンの発生を防ぐことができます。焼却炉の内側に、耐熱セラミックスを使うことで、高温で焼くことができるようになります。 |