サケ科。
体長:約30cm
分布:大平洋側の駿河湾以西。

サツキマスは、ヤマメとサクラマスの関係に似ている。
秋にアマゴが川を下る。
そして、降海してサツキマスとなって再び川にそ上してくるものと、
河口部まで下って海へ出ずに戻ってきたものがある。(モドリシラメ)

降海後、大型になってそ上してきた個体はサクラマスのように少しずつ
銀色が失われ、婚姻色に染まってくる。
このような型のサツキマスはアマゴマスとも呼ばれ、
降海するときに体が細くならず、朱色も消えない。

サケ科は基本的に冷水性の魚だが、 サツキマスはどちらかといえば
南の暖かい海域に適応している。