市内長良川には、水質環境基準が設定されています。
環境基準地点である藍川橋における水質測定結果からも、
長良川が汚染されることなく清らかに保たれていることがわかります。
測定項目
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測定値
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環境基準(類型A)
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PH |
7.1
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6.5~8.5
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BOD(mg/l) |
0.4
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2以下
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SS(mg/l) |
2.0
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25以下
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DO(mg/l) |
10.4
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7.5以上
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PH | 水素イオン濃度 | PH7が中性、7より小さければ酸性で、大きければアルカリ性。 |
BOD | 生物学的酸素要求量 | 水中の有機物が微生物によって分解される際に消費する酸素量。 |
SS | 浮遊物質 | 水中に懸濁している不溶性物質の量。 |
DO | 溶存酸素量 | 水中に溶存している酸素量 |
市内長良川には、水質環境基準が設定されている。
環境基準地点である藍川橋における水質測定結果からも、
長良川が汚染されることなく清らかに保たれていることがわかる。
長良川本川にはダムがなく大規模な取水も行われていないため、
自然の流れが残されているとともに、
全河岸の約60%が自然のままの川原である。
その水質も都市を流れる河川としては全国有数を誇っている。
長良川にカワゲラ・カゲロウなどのきれいな川に住む水生昆虫が
多く生息していることや、
清流に住むとされるアユやアマゴなどが生息していることからも、
長良川が清流であることが確認できる。
測定結果から、現在の長良川は今でも清流が保たれていることがわかった。
しかし、昔と比べれば魚の種類が減ってきているのも事実であり、
これから先、魚や生物の種類が減っていくことも予想できる。
長良川の水質を今以上に良くしていくには、
川の清掃などに自分から取り組んでいくことが大切である。
長良川がいつまでも岐阜を代表する自然であり続けるためにも、
自分たちがこれからどうしていけばいいか考えていってほしいと思う。