闘鶏楽(片野町)では、地元の中学生が演じます。練習無しでは、まともな演技ができません。だから高山祭の約2週間前から練習を始めます。 闘鶏楽の練習風景を取材しました。 また、練習の時に覚える節は14曲目もあります。


左の写真は撞木(しゅもく)と鐘(かね)です。撞木は柔らかい木でできていて、鐘を叩くととてもいい音(?)がします。鐘は大きさが色々あって、鐘大将が使う最も大きい鐘は重さは10Kg前後あります。こんなものを持ち上げたりして踊るのですからかなり大変です。  右の写真は闘鶏楽の節が書いてあります。画像では良く見えませんが見たことのないような記号が描いてあるのがお分かりいただけるでしょう。画像の曲目は「茶子」というものですがこの節を解読すると、下のようになります。
 1行目・・・チャアコチャンチャアコチャンアーンチャーンチャ(繰り返し)
 2行目・・・ソリヤ デ オーイ デ ソイツ デコデコデ  ・・・という感じになります。このカタカナの語が何を意味しているのか、僕には分かりません(順次調査していくつもりです)。しかし、全ての曲目が何らかの意味を持っていることは確かです。曲目の中には、現在の祭では使われていない曲目もあり、大原騒動のことを歌った曲もあるそうです。