● 学芸員とデジタル・アーキビストの活動
「どんなことができるの?」
学芸員資格とデジタル・アーキビストの能力をもつことにより,博物館および相当施設の専門職員として,各種資料のデジタル化も含めた,収集・保存・展示・研究などを行うことができます。
例えば・・・
⇒歴史博物館では
歴史・民俗・民族・考古・文学などにかかわる資料,古文書などのデジタル化
⇒美術館では
古美術・西洋美術・東洋美術・近代美術など美術全般資料,絵画などのデジタル化
⇒動植物園・水族館では
自然・地質・動物・植物などの資料のデジタル化
⇒科学館では
科学・産業・天文(プラネタリウム)などの資料のデジタル化
これからの博物館には,実物資料とデジタル資料の両方の保存や展示が求められており,デジタル博物館も登場しています。それらに必要な資料のデジタル化,データベース化,デジタル・アーカイブ化などを行うことができます。
「私たちのまわりの博物館では?」
博物館には,歴史などの博物館のほか,美術館,資料館,郷土館,民芸館,記念館や動植物園,水族館,科学館などがあり,それぞれの分野に関係する資料を取り扱っています。
私たちの住む地域にも,「○○市博物館」や「○○町資料館」などの市町村の博物館や企業の博物館などがあります。
それらの博物館でも,所蔵している資料のデジタル化や内容分類,データベース化などは必要とされ,こうした知識をもつデジタル・アーキビストの活躍の場となります。
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