デジタル・アーキビストの養成のためのカリキュラム開発調査研究
 講習会 デジタル・アーキビスト一種資格

主 催: デジタル・アーキビスト資格委員会、岐阜女子大学
共 催: NPO法人地域資料情報化コンソーシアム

 近年全国の市町村や各種の博物館、図書館、資料館等及び教育関係機関において、地域資料や収蔵物のデジタル化による保存と流通への取り組みが全国的にも進められつつあり、また、企業においても、その保存する資料の消耗や散逸を防ぎ、活用の円滑化のため、アーカイブ構築への取り組みが始まっています。デジタル・アーカイブの構築と運用には、デジタル技術を身につけるとともに、知的財産の創造、保護、管理、流通等についての知識を持った人材が必要です。
デジタル・アーキビスト資格委員会に協力をお願いし、下記のとおり、デジタル・アーキビスト一種資格講習会を開催し、大学のカリキュラムの開発および学習プロセスに関する情報の調査研究をすすめています。

−デジタル・アーキビスト一種資格−

文化資料等の記録・計画・実施、データベース構成・管理、情報流通から活用までができ、知的財産権(著作権含め)、情報管理・索引語・情報メディア処理等の知識をもち、指定された記録項目、カテゴリー、シソーラス等にしたがい、入力からアプリケーションまで責任をもって対処できる高い専門性をもつ人材。

開催の様子

  • 平成18年3月21日(火・祝) 高知(高知市立昭和小学校)

 資料の撮影・記録・創作関連や文化活動に対し、 デジタル・アーキビストとして必要とされる情報の管理・情報カテゴリー・シソーラス・知的財産権・プライバシー等について説明し、 具体的な映像資料についての教材としての適用について調査を進めている。

 

  デジタル・アーキビスト 文化情報コース 教育文化コース 岐阜女子大学