平成27年度 岐阜女子大学・大学院 外部評価委員会 報告

以下のとおり、岐阜女子大学・大学院 外部評価結果を公開します。

*目次をクリックすると各項目をご覧いただけます。


1.日程と会次第

日時

平成28年2月14日(日)13:30 ~ 15:30

場所

岐阜グランドホテル 東館 ルミエール(岐阜県岐阜市長良648)

参加者

1)外部評価委員会

◎出席者(五十音順)

大学全体…林德治氏(立命館大学教育開発推進機構教授)
家政学部…福富悌氏(福富医院院長),不破光司氏(岐阜県高等学校PTA連合会副会長),白井道昭氏(清水建設株式会社名古屋支店副支店長),藤木節子氏(岐阜県立岐阜城北高等学校長)
文化創造学部…小関雅司氏(静岡県総合教育センター・参事兼総合支援課長)(欠席) ,早川三根夫氏(岐阜市教育長)

 

2)学内関係者

杉山理事長,後藤学長,生田図書館長,冨士学生部長,森生活科学研究科長兼家政学部長,三宅文化創造学研究科長兼文化創造学部長,水野健康栄養学科長,岸上健康栄養学科主任,三輪生活科学専攻主任,高橋住居学専攻主任,久世遠隔教育通信部長兼文化創造学専攻主任,森初等教育学専攻主任,山口事務局長,國定事務局次長,時田キャリア支援センター長,藤田学長補佐,谷学長補佐

会次第

13:30-13:40
1.開会のあいさつ
13:40-13:48
2.本学教育実践状況の報告
13:50-14:46
3.各学科・専攻学修状況の報告

(1)生活科学専攻の学修状況

(2)住居学専攻の学修状況

(3)健康栄養学科の学修状況

(4)初等教育学専攻の学修状況

(5)文化創造学専攻の学修状況

(6)遠隔教育(沖縄含)の学修状況

(7)大学院の学修状況

14:46-15:54
4.就職・進学状況の報告
14:54-15:00
5.平成28年度計画の報告
15:00-15:25
6.評価委員 講評
15:25-15:30
7.閉会のあいさつ

司会

藤田・谷 両学長補佐


2.現状の報告

 (1)各学科・専攻の学修状況のご報告 
 ※画像をクリックするとPDFで内容をご覧いただけます。

○家政学部        

生活科学専攻

生活科学専攻

住居学専攻

住居学専攻

健康栄養学科

健康栄養学科

 

 

 

 

       
○文化創造学部        

初等教育学専攻

初等教育学専攻

文化創造学専攻

文化創造学専攻

書道・国語専修

書道・国語教育専修

観光専修

観光専修

アーカイブ専修

アーカイブ専修

 (2)委員会の様子
外部評価委員会 外部評価委員会


3.外部評価委員から

 各評価委員の先生方より、岐阜女子大学の取り組みについて、以下の点について、評価をいただきました。

 

(1) 大学全体(林德治:立命館大学教育開発推進機構・教授)

  • 文部科学省等が推進する学力向上への教育実践が岐阜女子大学で体系的に行われている
    ことは素晴らしく、もっとPRしても良いと感じる。
  • 全学部専攻を通じて、三つのポリシーに対するPDCAが実践されている。
    また、コアカリキュラムもよく出来ており、春休み・夏休み課題の実施状況も素晴らしい。
  • フィールドワークを取り入れた教育実践は評価できる。
  • 文化創造学専攻の「デジタルアーカイブ」は発祥の地でもあり、強力に推進してほしい。

(2) 各学科・専攻の講評
① 生活科学専攻の講評(藤木節子:岐阜県立岐阜城北高等学校校長)

  • 家庭科教員、とくに被服分野の教育については、岐阜県近隣の県にもなくなってきており、
    希少価値がある。県内の高校へのPRもして欲しい。
  • コアカリキュラムも丁寧で学生に寄り添っている。
  • 春休み・夏休み課題をどうやりきらせるかが課題。

② 住居学専攻の講評(白井道昭:清水建設株式会社名古屋支店・副支店長)

  • 特別プロジェクト実習について、企画から設計等を学生のうちに経験することは、
    企業としては即戦力として期待できる。
  • 企業では、有資格者でないために、現場長等を任せられない例も多い。学生時代から、
    資格取得の習慣をつけていただいていることは評価できる。
  • フィールドワークの取り組みは評価できる。休暇中のフィールドワークの推進もお願いしたい。

③ 健康栄養学科の講評
  【医療現場の立場から】(福富悌:福富医院・院長)

  • 医療現場では、色々な資格が必要であるが、管理栄養士の国家試験合格率
    100%は素晴らしい。
  • 幅広く活躍できる人材を養成していただきたい。
  • 医療現場では、コミュニケーション能力が重要であり、そこに力を入れていただいているのは素晴らしい。

  【保護者の立場から】(不破光司:岐阜県高等学校PTA連合会副会長)

  • 配付された資料は専門的で難しかったが、各先生方の本日の発表により、
    こんなに素晴らしい大学が身近に存在していたことに驚いている。
  • 朝ご飯コンテストは、面白い取り組みだと思う。長年、こうした取り組みを続けていることは素晴らしい。
    全国的にアピールしても良いのではないか。
  • 食の安全安心のためにもより良い人材を輩出していただきたい。

④ 初等教育学専攻の講評(小関雅司:静岡県総合教育センター・参事兼総合支援課長)
   ※ご欠席のため、コメントを頂戴しました。

  • 幼保一元化が進展すると考えられるため、幼児期の教育と小学校教育の関係を
    連続性の観点からなめらかな接続が実現できることが重要である。
  • アクティブ・ラーニングの視点等、一層充実を図っていただきたい。

⑤ 文化創造学専攻の講評(早川三根夫:岐阜市教育委員会•教育長)

  • これからの社会は、一つの専門に留まるのではなく、複数の能力が必要であり、
    文化創造学部の主専門・副専門システムは、大事な視点である。
  • 岐阜女子大学では、ICTを活用した教育、アクティブ・ラーニング教育が実施 されており
    国(文科省)の流れに沿っている。
  • デジタルアーカイブは重要であり、戦争の記録のアーカイブなどぜひ取り組んでほしい。
  • 岐阜市では、信長公450プロジェクトを推進しているが、岐阜女子大学も協力してほしい。