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首里城は那覇市首里の丘陵地帯に立地し、年間を通して、国内外から多くの観光客が訪れる。現在の首里城は、1992年沖縄戦により炎上焼失した首里城を復元したものである。
首里城跡となっている遺構に関しては築城年は不明であり、尚巴志が琉球を統一した1429年から琉球処分が行われた1879年(明治12年)までの450年間、歴代の琉球国王の居城、及び、政治・行政・宗教・文化の拠点であった。
なお、2000年(平成12年)12月、今帰仁城跡(なきじんじょうあと)、座喜味城跡、勝連城跡、中城城跡、首里城跡、園比屋武御嶽石門(そのひやんうたきいしもん)、玉陵(たまうどぅん)、識名園(しきなえん)、斎場御嶽(せーふぁうたき)の9資産が「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界文化遺産に登録された。
■2019年10月31日(木)未明の首里城火災により、正殿を含む7棟が焼失した。約30年かけた復元作業を終えたばかり。翌年2月10日再建に向け、御庭に積み上げられたがれきや焼け残った瓦などの撤去作業をはじめた。今後焼け残った南殿や北殿を解体し、2020年ゴールデンウィークの公開を目指しているとしている。 | ||
■奉神門右脇から京の内へぬける小路からみた御庭の様子 | ||
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