じゃんがら念仏おどりの由来は諸説あるが、1656年に沢村勘兵衛勝為の一周忌に利安寺で踊ったことが始まりといわれている。毎年お盆になるとじゃんがら念仏おどりの一行が各寺や新盆の家をまわる。いわき市には袋中上人が出家した能満寺や上人が開山した菩提院などゆかりの深い寺院がある。
また、じゃんがら念仏踊りは、いわき市出身の名僧袋中上人が琉球にわたった際に伝え、沖縄伝統芸能のエイサーの起源となったともいわれている。じゃんがら念仏おどり、エイサー(平敷屋エイサー)、ともに市指定の無形民俗文化財に指定されている。
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