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こきりこは、越中五箇山・上梨の山里を中心に伝承された全国的に有名な古代民謡。
『越の下草』や二十四輩順国絵、『奇談北国巡杖記』などの古文献に記載され、来歴が明確で、大化の改新(約1400年前)の頃から田楽として歌いつがれてきたという伝承も信憑性があるとされている。
「こきりこ」は、越中五箇山の古社、上梨白山宮の祭礼において歌い踊られていた。 楽器は、鍬金、筑子竹、ささら、鼓、横笛、大鼓など往時のままのものを用い、五穀豊穣を祈り祝う純朴な踊りである。こきりこは、「筑子」、「小切子]とも書き、日本の竹で作った簡素な楽器に由来しているといわれている。
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